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2017年6月3日土曜日

岡山人物銘々伝を語る会平成29年6月例会のご案内

平成29531
「岡山人物銘々伝を語る会」
130回(月例
お知らせ                         
       世話人代行  久井 勲
 
月の129例会は 高橋義雄さん山田方谷の師 丸川松隠について語っていただきました。岡山で聖人と讃仰されている人物の、そのまた師にあたる人物の人となりということで、かなりご関心をいただきました。ありがとうございます。本題では、“この師にしてこの弟子あり”という逸話が多く紹介されました。 確かに、人の系譜では、寛政期以降は、優秀な人材が、学問のバラエティーさの点でも人脈の点でも綺羅星のごとく登場してきています。松隠がその経験の中で築きあげてきた学徳があったればこそ、方谷も遊学の実をあげることができたのではないでしょうか。この時期以降、儒学はやがて、経国済民のニーズに応えていきます。これは期せずして-----英国で倫理学者から経済学が生まれていったのと似ています(学説展開では、日本が少し遅れますが、実務取引では、米の先物市場のように日本の方が進んで発生するのもありました)。これは高橋さんの領域になりますが、これら経国済民の実学が花開き、岡山県で銀行成立の条件が早期に整備されていったということになるのでしょう。 高橋さん、ありがとうございました。

さて次回例会は、下記のとおりとなります。
             
平成2916() 130回例会 
日時16(18002000   (通例第3金曜日) 
会場:岡山県立図書館 サークル活動室 
テーマ:「日本初の飛行機を作った医師 岸一太」 
講師  市久会 坪井章さん
 現在の岡山市北長瀬に生まれた岸一太(M30 ~S12)は岡山医科専門学校卒業後ドイツに遊学、耳鼻咽喉科医となり、東京の築地で開業した。大正4年、自ら開発した発動機にモーリス・ファルマンの機体を付けた飛行機「つるぎ号」を制作、続いて初の国産飛行機「第二つるぎ号」を制作、医師を辞め大正6年赤羽航空機製作所を設立した。この会社は事業拡大に失敗して倒産(大正10年 )するが、その後の日本の飛行機製造に大きな影響を与えた。
今年は岸一太が赤羽飛行場を作って丁度100周年を迎える記念すべき年です。日本の航空機製造の歴史に貴重な足跡を残した、郷土出身の医師、岸一太について語ります。
会は山陽新聞情報ひろばにて案内予定です。(通常第2木曜日掲載予定~第3木曜日になることもあります。)お誘いあわせの上ご参加ください。 (上記通常例会の件、お手数ですが、下記にて出欠をお知らせ下さいますようお願いいたします) 

  「岡山人物銘々伝を語る会」(山田)
       FAX0868062525  TEL09010333327
       Eメール:okayamajinbutsu@gmail.com またはyamada.ryozo@gmail.com まで

       平成29(130回例会)     ご出席     ご欠席 

        氏  名 :




岡山人物銘々伝を語る会 今後の予定
 
テーマ 講師 会場 備考
131
721
神戸事件と滝善三郎
杉 嘉夫
県立図書館サークル活動室2


132
818
「児島高徳」
山田良三
県立図書館サークル活動室1


133
915
「児島虎次郎」
久井 勲
県立図書館サークル活動室2


134
1020
「美作聖人森本慶三、師弟の絆」
近藤泰宏
県立図書館サークル活動室1


135
1117
(懇親会)

(シティホテル厚生町)


136
1215
「今井田清徳」
難波俊成




137
119






138
216






139
316






131回 721日 「神戸事件と滝善三郎」 講師:杉 嘉夫  幕末の神戸、備前藩兵が隊列を横切ったフランス人水兵を負傷させたことで引き起こされた神戸事件。隊長の滝善三郎が切腹することで収拾した。諸外国に日本の切腹を印象付けた事件となった。その瀧善三郎の墓は東山墓地の一角にあります。備前岡山池田藩の歴史に詳しい杉嘉夫さんに語っていただきます。
132回 819日 「児島高徳」そのルーツと後孫  講師:山田良三    後醍醐天皇に忠誠を尽くしたことで知られる、忠臣児島高徳。太平記にのみその記述があることから「児島高徳抹殺説」も明治の時代に起こりました。また、伝えられる伝記をみれば新羅の王子アメノヒボコの子孫ともされ、またその子孫が宇喜多の一族ともいわれていいます。太平記の作者とされる小島法師その人ではとの説もあります。そのあたりも含めて語っていきたいと思っています。
133回 915日 「児島虎次郎」 講師:久井勲
大原美術館の美術品の蒐集など日本の美術史に多大な貢献をした児島虎次郎について語っていただきます。
134回 1020「美作聖人森本慶三、師弟の絆」 講師:近藤泰宏 津山の教育や文化の振興に貢献した森本慶三氏、その思想精神に大きな影響を及ぼし生涯交友のあったのが内村鑑三であった。 また森本慶三の弟子についてもお話しいただく。/近藤泰宏さん
136回 1215今井田清徳関西中学の出身、逓信省官僚から朝鮮総督府政務総監など歴任、宇垣一成の懐刀と言われた。 /難波俊成先生
引き続き以下の提案をいただいています。(開催月次は現在調整中)
「平賀元義」  講師:大濱文男   幕末から明治に至る時代に、備前、備中、美作の現在の岡山県からは偉大な文化人を多数輩出しています。平賀元義はその中でも代表的な一人です。国学者、歌人、書家としても知られる平賀元義の人となりや業績について大濱文男さんに語っていただきます。(6月の予定でしたが講師の都合で10月以降に変更いたします。)
・石井十次 講師:安木義忠
皆様からのテーマや講師のお申し出や提案をお待ちしていますのでよろしくお願いいたします。
・通常例会は毎月第3金曜日の18002000です。会場は通常岡山県立図書館二階のサークル活動室です。(県立図書館休館日の時は会場変更)
・山陽新聞木曜日の[情報ひろば」の欄(通常は一週前の第2木曜日)に掲載依頼しています。ご参照ください。
参加希望の方は事務局にお申込みください。席に余裕がある場合は当日参加も可能です。ただし資料の準備は参加の申-し込をいただいた方を優先していますのでご了承ください。
-申し込み事務局(山田)まで  メール:okayamajinbutsu@gmail.com   FAX:086-806-2525  
 携帯:090-1033-3327(山田) そのほか山田の個人メール LINE FacebookなどでもOKです。

・平成29年度年会費会員募集  引き続き新年度の会員募集中です。あわせて賛助会員も募集いたします。まだの方はぜひご登録ください。
1.正会員 :年会費は5000円で毎回の参加費が無料になります。また参加できない時は当日の資料を提供させていただいています。(メールのみの案内の方は年会費1000円引き。) 月払い制度もあります。
2.賛助会員:趣旨に賛助して毎回の例会に参加される方には毎回の例会案内を差し上げます。
①メール会員(会費無料)  ②郵送での案内(年間1200円、分納可)  ③FAX会員(年間600円)
④案内不要の方(毎月の案内は致しませんが特別講師の時など年何回かご案内させていただきます 会費無料)

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